SONY ICR-K10 (ICR-S10(K))

ICR-K10外観写真
サムネイル1 サムネイル2 サムネイル3

概要

仕様

発売:
1983年(昭和58年) ?
電源:
単3 x 2
トランジスタ等:
1 IC**
バーアンテナ:
100mm
操作部:
電源SW付きボリューム、チューニング 
表示:
チューニングLED
受信周波数:
AM:
530 - 1605 kHz
ターミナル:
Earphone
シリーズ:
SONY KIT
サイズ:
H75mm x W120mm x D28mm
重量:
190g
色:
白+緑
製造:
日本製(キット)*
価格:
3,500円**

*本体記載, **商品のしおり49

メンテナンス

外観もかなり汚く、音が出ない状態でした。


整備写真
裏ぶたにはビスが1本あるだけです。上下に爪がありますので、爪か薄い樹脂などを挿し込んで外します。基板ははめ込み式ですので、1箇所の爪を外せばとり出せます。チューニングのメモリが動かなかったのは、指示針を動かすラックアンドピニオンが外れてしまっていたようです。
整備写真
キットだけあって、分解が楽です。保管状態が良くなかったのか、スピーカーは埃だらけです。ブラシで除去しました。
整備写真
基板だけで動作テストしましたが、問題ありませんでした。電池のプラス極の金具は、基板に押し付けられる形で接触していますが、その辺の接触が悪かったようです。
整備写真
かなりしつこいよごれでしたので、洗剤で水洗いしながらメラミンスポンジごしごししてしまいました。古い樹脂などは白っぽくなることがあるので、様子を見ながらやったほうがいいと思います。
整備写真
再度組み立てなおしました。ポケットでは大型の部類でスピーカーも大きいためか、しっかり音量もでます。

その他情報

販売されていた状態、組立前のものです。これはICR-K10として販売されていたもので、ICR-S10(K)として販売されていたものは、パッケージの外観や取説が異なるようです。

ICR-k10キット
無塗装の紙箱入りです。ICR-S10(K)はもう少しカラフルな箱に入っていました。

ICR-k10キット
箱の背面です。ブロックフロー図等が書かれており、少年の購買欲を誘ったかもしれません。

ICR-k10キット
電池付きです。

ICR-k10キット
取説です。型番変更前のものから、やや対象年齢が若くなった感があります。。

ICR-k10キット
科学の子、鉄腕アトムをキャラクターに採用しています。シールが付いています。また、完成させたラジオを電気屋さんに持っていくと、プロフェッサーソニーの認定書がもらえたらしいです。

ICR-k10キット
段ボールの台や半田付けの練習基板等もついています。


2013/03/01, Last Update 2023/07/15

No.61

トップページに戻る
遠いページメニューに戻る